【書評】何度も涙した『ビリギャル2』。夢がなくて「ダメな奴」だと思われていた過去の私に教えたい言葉
自己紹介の記事でも少し触れたけれど、
最近読んだ『ビリギャル2』という本が、
とにかくめちゃくちゃ面白かった。
有名な映画のほうは観たことがあったけれど、
著者である坪田先生の本を読むのは今回が初めて。
正直、読んでいて何回も泣いてしまった。
自分が母親になったからなのか、それともただのホルモンの悪戯なのかは分からないけれど、
最近どうにも涙腺がもろくて困る。
心理学×教育が凄すぎる!心が動き出すアプローチ
この本を読んで一番ワクワクしたのは、
「心理学×教育」のかけ算の面白さだ。
予測不能な子どもたちの心が、
坪田先生の心理学的なアプローチによってどんどん動き始めていく。
例えば、ADHDの子に「迷路」を勧めたエピソード。
一見、勉強とは関係のない遠回りに思えることが、
実はその子の「考える力」を爆発的に伸ばすきっかけになる。
そのロジックが見事だった。
中でも、親から否定的な言葉ばかりをかけられ、
自己肯定感が低くなってしまっている子の話は、
どうしても他人事とは思えなかった。
なんだか幼少期の自分自身を見ているような気がして、
胸が締め付けられて涙がでた。
「将来の夢は?」に答えられず、ダメだと言われていた自分を救ってくれた言葉
今回、個人的に一番心に響いたフレーズがある。
少し長いけれど、どうしても紹介させてほしい。
「職業が夢だと思い込んでいると、見つからなくて苦しくなる。
でもね、実は職業って、細かく決める必要なんてないんだ。
スタンフォード大学のクランボルツっていう学者が言ってるんだけど、
キャリアの8割は人との偶然の出会いで決まる。
つまり、自分が『これになりたい!』と思ったものになるよりも、
偶然出会った仕事につくことのほうが多いわけ。~」
この言葉を読んだ瞬間、頭をガツンと殴られたような衝撃が走った。
学生時代、大人たちから「将来の夢はなんだ、なんだ」としつこく聞かれ、
特に何も浮かばずにいると、「本当にお前はダメだな」と言われていた。
あの頃の、小さく縮こまっていた自分に
「そんなことないよ!」と全力で教えてあげたい言葉だった。
夢なんて、細かく決まっていなくて良かったのだ。
ちなみに本の中にはこの続きがあって、
「その偶然を引き寄せるには、一体どんなことが必要なのか」
という大事なポイントも書いてある。
そこはぜひ、実際に本を手に取って読んでみてほしいなと思う。
まとめ:普段はすぐ売る私が、本棚に永久保存した理由
私はケチ……じゃなくて「お得」が好きな主婦なので、
大抵読み終わった本はすぐにメルカリやブックオフで売ってしまうタイプだ。
だけど、この本だけは売れなかった。
気づけば付箋をたくさん貼り付けた状態で、
我が家の本棚にしっかりとしまってある。
今はまだ「海の生き物」と「お調子者」で頭がいっぱいの息子たちだけれど、
いつか彼らが大きくなって、進路や将来に悩む日が来たら、
ぜひこの本を読んでほしいなと思っている。
大人にも、そしてこれからを生きる子どもにも、間違いなくエネルギーをくれる最高の1冊だ。
将来の夢が見つからなくて悩んでいる人、子育てのヒントが欲しいママ・パパに全力でおすすめしたい一冊。
付箋だらけになること間違いなしなので、ぜひ手元に置いて読んでみてください!
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